ブラウントラウト
和名
ブラウントラウト
学名
Salmo trutta
分類
サケ目サケ科タイセイヨウサケ属
分布
北海道、秋田県、栃木県、山梨県、長野県
全長
100cm
北海道RL
主な生息地
河川中流～上流域、湖沼
飼育難易度
★★☆☆☆
調理法
塩焼き、刺身、ちゃんちゃん焼き
備考
国外移入種(産業管理外来種)
河川中流～上流域、湖沼に生息する。ニジマスよりも冷水を好むとされているが、道内分布は道央、道南に多く生息。ニジマスに比べまだ生息拡大が抑えられている感がある。
体色は茶褐色。体側には白く縁どられた赤斑があり、他のマス類に比べ尾柄が高い。通常は成魚でも50cm程度だが、湖沼型では特に大型化し100cmを超えるものも実際に見つかっている。
魚食性が強く、放流された水域にすむ在来種が食害されるため問題視されている。特に道内においては数が増えており、サケ・マスの卵や稚魚などの資源を食害され看過できない状態になっているが、大型で味もいい為釣り人には人気が高い。
道内の淡水魚ではかなりの大型種の為、在来サケ科のニッチが侵される等生態系に与える影響は計り知れない。
現に私が知る某河川では、ヤマメやエゾイワナが激減し本種の生息数が明らかに拡大している水域も確認している。
道内では他河川への移植は禁止されているので注意が必要です
日本の侵略的外来種ワースト 100
◀ 2019.11月 石狩地方 河川上流域
10cm程の稚魚。
道内のサケ科魚類には無い朱点が見られる
◀ 2019.11月 石狩地方 河川上流域
◀ 2019.11月 胆振地方 下流域
◀ 2020.3月 石狩地方 上流域
◀ 2020.3月 石狩地方 上流域
◀ 2020.3月 十勝地方 中流域
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