グッピー
和名
グッピー
学名
Poecilia reticulata
分類
カダヤシ目カダヤシ科グッピー属
分布
日本各地の温泉地、沖縄
全長
3~5cm
北海道RL
生息地
温泉地
飼育難易度
★☆☆☆☆ 容易
調理法
普通は食べない
備考
国外移入種(総合対策外来種)
原産地は南アフリカのベネズエラからギニアにかけて
昭和初期に移植された観賞用の卵胎生魚であるが、温泉水の流れ込む小川などで野生化しているほか、沖縄の川では普通に生息している。
体型はメダカに似るが、オスの体色がカラフルなことや、背鰭・臀鰭の位置がより前方で、臀鰭基底が短いことなどで区別することができる。
塩分や水質汚濁に強く、水温20℃以上で周年産卵する。 卵胎生で繁殖力が強いが低水温には弱い。
オスよりメスが大きいが、通常オスの方が美しい色彩をしている。またオスの臀鰭は棒状で、ゴノポディウムとよばれる交接脚になっている。
通常の河川では生きられない為、野外に定着している個体の分布域拡大はないだろう。
道東のオンネトーでは、マンガンを生成する藻類の食害が問題視され、沢の冷水を流し込んで水温を下げる方法でナイルティラピアと共に防除活動が行われ、2019年根絶が確認された。
野外に定着したナイルティラピア、グッピーを根絶させた全国で初の事例となった。
◀ 2020.3月 道東
◀ 10分もかからずこれほどの量が捕れた
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