ジャガートラウト(カワマス×アメマス)
カワマスとアメマス(エゾイワナ)の交雑種
一般的にジャガートラウトと呼ばれ、釣魚として利用されているが、自然界では稀。
道内では交雑した野生個体が見つかっており問題となっている。
一般的にこれら交雑種のF1(第1代)は、繁殖能力を欠いている為に世代交代する事は無いが、それは外来種であるカワマスはもちろん、在来のエゾイワナの遺伝子も絶やすことになる。外来種問題では捕食や生態的地位が問題点としてあげられやすいが、このような遺伝子汚染も深刻な問題である。
写真の個体は道北地方上流域のエゾイワナとカワマスが混棲している水域にて釣獲したものである。
エゾイワナのような白斑の他に着色班が見られる。背鰭の黒斑が見られない事からエゾイワナの遺伝子が強い個体と推測。
◀ 両種の特徴を持っている
◀ A個体
◀ B個体
◀ C個体
◀ D個体
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