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カワヤツメ

カワヤツメ

和名 カワヤツメ
学名 Lethenteron japonicum
分類 ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科カワヤツメ属
分布 山口県、茨城県以北
全長 50cm
北海道RL 準絶滅危惧種(Nt)
主な生息地 河川中流域~上流域
飼育難易度 ★★★★★ 普通は無理
調理法 燻製、蒲焼
備考 水産上の重要種




鰓穴が7対あり、目と合わせて八目に見えるのが名前の由来
アンモシーテス幼生期を過ごしてから変態して成体になる。
尾鰭後縁と背鰭先端が黒く染まることで多種とは区別できる。

両側回遊を行う。幼生は河川中・上流域の流れの穏やかな場所で生息し、初秋頃海に下る。2~3年を海中で過ごした後は夏に河川に遡上し、越冬した後、春季に河川中流域の礫底で産卵する。

寄生性で、幼生期は川底の有機物を摂餌するが、変態後の海中生活期には魚類に吸血して成長する。
降海しない河川残留型の存在も報告されている。

水産上重要な重要な種であり、各地域で食用に供されるが、資源量の減少が著しい。
道内では石狩川で多く漁獲されている。


カワヤツメ ◀ 尾鰭と背鰭が黒く染まる
カワヤツメ ◀ 寄生性の為歯が尖る
カワヤツメ ◀ アンモシーテス幼生




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