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トミヨ属汽水型

トミヨ属汽水型

和名 トミヨ属汽水型
学名 Pungitius pungitius(Linnaeus)
分類 トゲウオ目トゲウオ科トミヨ属
分布 北海道
全長 5cm
北海道RL 準絶滅危惧種
主な生息地 道東の下流域、汽水域
飼育難易度 ★★☆☆☆ 高水温に弱い
調理法 普通は食べない
備考




道東の汽水域にのみ分布。淡水型と同所的に分布する水域では一部交雑も確認されている。

背鰭棘は9~11棘で、軟条数は8~12本。臀鰭は1棘7~11軟条からなる。
背鰭棘は長く、最後の棘の長さは眼径の3/5以上である。
背鰭、臀鰭、腹鰭の鰭膜は透明で、体側にある鱗板は不完全型。

イトヨ類とは背鰭棘数が多い事で、エゾトミヨとは背鰭棘が長い事などで区別できるが、トミヨ属淡水型とは形態的に識別することは難しい。

本種は海水が混入する汽水湖に生息し、その特異な生息環境から生息域は多くはないが、生息域における生息密度は高い。

本種が生息する水域は特徴的な為、生息地特定につながる採取地の写真等は極力控えるべきだろう。





トミヨ属汽水型 ◀ 2020.5月 道東の汽水湖
トミヨ属汽水型 ◀ 2020.5月 体色はイトヨ類に近い。
トミヨ属汽水型 ◀ 2020.5月 道東



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