ナイルティラピア
和名
ナイルティラピア
学名
Oreochromis niloticus
分類
スズキ目カワスズメ科
分布
日本各地の温泉地
全長
30~50㎝
北海道RL
主な生息地
道内各地の温泉地
飼育難易度
★☆☆☆☆ 容易。熱帯魚なのでヒーター必須
調理法
塩焼き、刺身
備考
国外移入種
アフリカ大陸東南部原産の外来種で、日本には1962年に当時のアラブ連邦から約200尾が導入され、カワスズメと共に食用として温泉地で養殖が行われた。
現在では道東の一部を除いて養殖場は廃れ、逃げ出したものが自然繁殖しているのみ。
塩分や水質汚濁には強いが、低水温に弱く15℃以下になると長く生存できない為、道内では温泉地でのみ生息が確認されている。
体型はカワスズメに似るが、第1鰓弓の下枝鰓耙数が多い事で見分ける。
体側には8~10本の暗色横帯、尾鰭には細かい横帯が見られる。繁殖期のオスの背鰭や臀鰭は淡紅色に縁どられる。
寿命は6~7年でなんでも食べる雑食性。成魚は植物プランクトンを好んで食べる。
◀ 尾鰭に横帯は見られないが、鰓耙数から本種と同定した。同所にカワスズメも見られた事から、交雑の可能性もある
◀ 鰓耙数(下枝)が20以上の為ナイルティラピア
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