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シラウオ

シラウオ

和名 シラウオ
学名 Salangichthys microdon
分類 サケ目シラウオ科
分布 北海道から九州北部の河口域、汽水湖
全長 6~10cm
北海道RL 絶滅危惧Ⅱ類(Vu)
主な生息地 汽水域
飼育難易度 不明
調理法 吸い物、卵とじ、刺身
備考




内湾や汽水域にすみ、4~5月頃に河川の下流域に遡上し、600~1500個の卵を産む。成魚は産卵後死亡する。卵はアユやキュウリウオ科と同じように反転膜を備え、砂粒に付着する。ワムシ類からイサザアミまでを食べる動物プランクトン食性。

生時は半透明で、背骨や内臓などが透けて見える。服面にそって黒色点が並び、頭は小さくて吻が尖る。下顎は上顎よりも前に出る。オスは胸鰭が長くて尖る。臀鰭基底にそって、大きな鱗が14~19枚並ぶ。外観や生態がよく似たハゼ科のシロウオとはよく混同されるが、頭が尖り脂鰭を備えることで区別できる。

河口域から内湾の沿岸部まで分布する典型的な汽水魚で、道内では道東の汽水湖で多く見られる。漁業権が設定されている水域がある為注意が必要だ。





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シラウオ 死ぬと白くなる事から白魚。




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