ジュウサンウグイ
和名
ジュウサンウグイ
学名
Tribolodon brandtii brandtii
分類
コイ目コイ科ウグイ亜科ウグイ属
分布
富山県以北の日本海側、青森県
全長
30cm~60cm
北海道RL
留意種(N)
生息地
道内全域の河川中流域~下流域、海水域
飼育難易度
★★☆☆☆
調理法
塩焼き、刺身、空揚げ
備考
従来のマルタウグイ
本亜種とマルタは1960年代から、「ジュウサンウグイ型」「マルタウグイ型」として認識されてきたが、2015年にそれぞれが亜種関係にあることが報告された。
マルタに似るが、吻部がやや下向きに突出し、鱗数が多いことで区別できる。
ウグイやエゾウグイとは、成魚の体側に黒色縦帯がないことなどで区別できる。
成魚の全長は30cm程度、最大で約60cmに達する。婚姻色は上あごから体側下部を通り尾柄に至る一本のみである。
コイ科としては数少ない通し回遊魚(遡河回遊)である。浅海域や河口域を主な生息場とする。4~6月に川を遡上し、主に中流部の砂利底に産卵する。動物食寄りの雑食性。
冬から産卵期にかけてが美味しく、空揚げや塩焼きにすると美味。
◀ 2020.6月 後志地方 下流域
◀ 鱗が細かく、吻部が突出している。
◀ 2020.12 留萌地方 中流域
◀ 2020.12 石狩地方 中流域
◀ 2020.12 石狩地方 中流域
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